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最高の人財教育⑤空気を作る

2018.10.18

有機的なブランドの姿

次世代のブランドは人間的感性に訴えるものであるとお伝えしました。魅力的なブランドは、単にそのスペックまたはステータスだけで買われるのではなく、五感に訴えるものです。本質を捉えた、世界観の美しいものが生き残る時代です。更に、生き生きとした感情や体験を提供するものが求められます。このように、次世代のブランドは、無機的では無く、益々有機的になっています。そのブランドにしかない生きたな空気を作ることが、ブランド作りにおける最終的なゴールです。

 

システムをエネルギーに転換するブランドの力

次世代ブランドを作る企業においても、システマチックで効率のみ追求する経営ではなく、有機性や人間らしさが求められます。企業は大きくなればなるほど、システム化し無機質なものになっていきがちです。その無機質な組織のシステムを、有機的なエネルギーに転換するのが、ブランドの「ストーリー」ではないでしょうか。

ブランドの持つ本質、美しい世界観、湧き出る感情、楽しい体験。これらを生み出すブランドのストーリーが、巨大化した企業でも輝きを失わず、有機的なエネルギーとして、ブランドの価値を展開するのだと思います。そのエネルギーを消費者に有機的なものとして届けるのが、社員です。社員の一人一人が、ブランドのストーリーに共感し、誇りと愛情を持って接することで、有機的な空気が作られます。

 

人間的感覚が活きる職場

ブランドのストーリーは、単なる上層部から与えられた情報ではなく、全員が共感し、全員の手によって施させるものでなくてはいけません。ブランドへの参加は、義務ではなく、心から参加したいと感じられるものであるべきです。それには、一人一人がリラックスしていて、楽しいと感じていること。職場において人間的感覚が生きているかどうかが大切なポイントです。であるからこそ、職場環境が魅力的でなくてはならないのです。感情やフィーリングといったとても人間的な感覚が、ブランドの空気を形成します。

それには社員の感情の蓋が閉ざされていては、空気は生まれません。嬉しい、楽しい、ワクワクする、あるいは悲しいと、人間らしい豊かな感受性を受け入れ、醸成する企業文化が大切です。社内の言語は数値的、効率的、技術的な言語に止まらず、豊かな感性を育む言語を取り入れることで、徐々に文化が形成されてきます。その共通言語と空気を育むのは、社員である人間にしかできないのです。

 

ブランド作りに参加する仕組み

ブランドを、有機的なもの、生きたストーリーとして、消費者に届けるためにも、社員がそのブランド作りに、参加する仕組みを作ることが、とても有効だと思われます。会社のどの部門であれ、全員がブランド作りに参加できる体制を作ることが、経営側に求められることです。そこではブランドを統治する機能が必要になってきますし、それを統治する側も、人間的な感受性やセンスといったものを磨く必要があります。ブランドのDNAから始まり、企業理念、モノ・サービス作り、コミュニケーション、組織運営を、人間的感性で串刺しする、仕組みのデザインを、我々はお手伝いします。