DESIGN U LAB 人の輝きをデザインするラボラトリーDESIGN U LAB 人の輝きをデザインするラボラトリー

知って磨いて表現する。
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最高の人財教育 ①体験を

2018.10.03

変化する消費

豊かさ、美しさを求めるが、人間の本能。全世界的な経済成長が進む中、更なる豊かさへの欲求が、消費のあり方を変化させてきています。過去は機能性やステータスなど、単純な指針でモノが買われてきましたが、もはや我々はそれだけでは満足しなくってきました。より本質的で、美しく、善いものが求められています。

 

質の高い「体験」を提供できる企業が生き残る時代

昨今は「体験」を消費する時代。商品の機能、またはステータスで、消費が行われてきた過去に対して、今は更にそこから得られる「体験」または「感情」といった、より人間的な感受性が、重要になってきています。

モノ・サービス作りにおいても、数値、理論先行の生産だけでなく、自分たちの人間的感性を働かせる必要があります。働く環境においても、社員の心身のケア、心地よい環境作りなどに気をくばり、モノ・サービスとそれを提供する社員を、包括して考えるようになってきました。人材を、歯車の一部品としてではなく、財産として考えるようになってきました。デザインU ラボではこのような社会背景もあり、「人材」を「人財」と表現させて頂いています。

次世代ブランドの姿

デザインUラボは、企業から魅力的な「ブランド作り」のための「人財育成」のご依頼を受けます。企業は上質なものを提供したり、より価値のある体験を顧客に提供したい一方で、それを提供する社員の人間的感性をもっと高めたい。デザインUラボはこの課題にどう応えられるのでしょうか。

次世代ブランドに求められる条件として、次の3つがあげられます。

①美しいデザイン

②五感に良い

③感情に訴える

一つ目の条件が普遍的な「美しさ」や「デザイン性」。iphoneはその美しさとデザイン性の高さで世界中のユーザーからの圧倒的に高い共感を集めています。美しいデザインはかつては高級品だけのものでしたが、今ではあらゆるカテゴリーにおいて、他の要素を上回る価値基準になってきています。

「五感に良い」ことも非常に重要な要素。同じiphoneを例にしても、細かいスペックや機能よりも、人間的な五感をくすぐるユーザビリティが感覚的に選ばれている理由です。ライフスタイルの充実が、日常品においても、人間的感性を求めています。

三つ目の条件として、商品の機能性以外に、「感情」や「体験」が備わること。高級ブランドのハンドバッグは、ステータスを得るため、ハイクラスへの帰属意識を満たすものでしたが、今はクラフトマンシップを理解し、ブランドのストーリーを愛し共感することが、購買の原動力になっています。そこには他で得られない「感情」や「体験」が伴っています。

上質な体験を生み出す人財教育

このように進化したブランド作りのための人財育成は、どうあるべきなのでしょうか。人間的感性を掘り下げることが求められるのに、私たちの社会や生活は、経済性、利便性は高いものの、感性が豊かで溢れる暮らしとは言えません。我々はどのようにして、質の高い体験を生み出すブランドを育てられるのでしょうか。

美意識がある企業文化

高価値なブランド育成は、美意識が存在しない企業ではありえません。経営の中の軸の一つに、その企業特有の美学があり、それを育むための施策が必要です。

デザインUラボの企業向けのサービスの中には、企業の美学をデザインすることも提供しています。企業のDNAから美的財産を見つけ出し、あらゆる経営施策に転換させていくプランニング&デザインを提供します。

♦美意識を醸成する人財教育

更に、社員の感性や美意識を鍛えるワークショップを扱います。すべての感覚を使って美的感覚を掘り下げ、色んな角度から研究します。美意識を学び、そこで得た体験を、今度は自分自信に当てはめてみます。社員一人一人が美しさの価値観を自ら体現していなくてはいけない。果たして自分はブランドの世界観を体現できているのかどうか、全角度から検証します。

かつては美的感覚は、企業のデザインチームの専門分野とされていましたが、ブランドの意義が多様化していく今、幹部を含めた全社の人間にとって必要な要素であります美意識を同じ価値観を共有するグループで育むことは、ブランドの共通言語を作り上げるために、非常に効果的なプログラムだと考えています。

美意識が、経営、物つくり、チーム作りのための大きな軸になる時代。そのブランドの根底に流れる美学が、人を感動させ、強く人を惹きつける体験を生み出します。デザインUラボではこのブランドの美意識を、企業全体に浸透させるためのプログラムを提供しています。